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留学してから約1年。時々だが、MBAやMPAへの入学相談も受けるようになった。
相談をされて時折困ることがある。
それは、「私、AをやりたいからB大学に行きたいんです。」という文脈から話が始まったのに、話していくうちにAではなくてB大学が目的だとわかったりしたときだ。Aを本当にやりたいならC大学もD大学もあるよ、といろいろ話した後に、「うーん、でも、僕はBに行きたいんですよね。」と言われると、相手には申し訳ないが、もう私には相談に乗れないな、と思ってしまう。B大学の入り方のコツは、私にはよくわからないからだ。

将来くるかもしれない相談に備えて(?)あらかじめ告白をすると、私は過去、一番行きたかった学校・会社には運良く受かっているが、一番じゃなかったところはけっこう落ちている。というかほとんど落ちている。

今回のMPA/MBA受験にあたっては、とにかくケネディスクールには行きたい、とかなり早くから思っていた。一方、MBAへはそもそも受けるかどうかから迷い、最後まで行きたいかどうか悩んでいた。また、MPAもケネディ以外の併願校が最後まで決まらず大いに悩んだ。
結果、ケネディは合格、StanfordのGSBはWaitlist、HBSは不合格、ジョンズホプキンス大学SAISのMA(国際関係学の修士号)は合格したものの、行きたかったInternational Developmentの専攻は不合格だった。Stanfordへの合格が決まったのは、5月も過ぎた頃。留学でなにを学んで帰りたいのか、それにビジネス的要素は必要か、という気持ちの整理がもう少しついた時に、Stanfordから近況報告をせよという催促をもらい、レターを書いた一週間後だった。

大学卒業時に今の会社を受けたころは、生物学の大学院に行くか就職するかを悩んでいた時期で、アメリカで大小のコンサルティング会社を十数社受けたが、1次面接でほぼ全社に落とされた。今の会社に受かったのは、実は自分の中で大学院か就職か、の整理がついた頃に、再面接の要請が来て、もう一度チャンスをもらえたからだ。
整理をつけたときには、「X社(今の会社)>大学院進学>ほかの会社への就職」という優先順位がはっきりしていたから、合格後、オファーを受けるかどうかの判断はとても早かった。

大学入学時、当時科学少女だった私は、大学に入ったらとにかく一刻も早く研究をしたいと思い、大学生向けの研究プログラムが一番充実していたMITに一番行きたい、と思っていた。ほかに受験した大学も、やりたい研究分野の先生がいたCornell、MITと並んで屈指の研究大学だったCaltech、生物学のプログラムが大変優れていると聞いたYaleと、心を込めて選んだつもりだったのだが、結果、MITは奨学金つきで合格、Cornellは合格したものの奨学金は不合格、CaltechとYaleは不合格で、消去法でMITに行くことになった。

いままで、こんな受験記録は「いつも優柔不断で決断が遅れたので受験準備が間に合いませんでした。」と言っているようで、さすがに恥ずかしくてあんまりオープンにしてこなかった。それを今更オープンにしようと思ったのは、ヨルダンで一緒に住んでいる20歳のルームメイトが、大学の成績を良くするためにあえて簡単な授業を選ぼうとしていたからだ。(注:アメリカでは大学の成績は就職にも進学にも少なからず影響する。)

大学・大学院は、自分のキャリアを形作るために、自分が選ぶものだ。
合わない大学に無理して自分を偽って選んでもらうものではない。
授業は自分の知性とスキルを磨くためにとるのだ。
成績のためにクラスを選んでオールAを修めても、仕事を始めた瞬間に、仕事ができるヤツかどうかなんてばれてしまうのだから。
留学は、本当に勉強したいものがそこの大学にあったら、すればいいのだ。
言語なんて所詮ツールなのだから英語の授業だから偉いわけでもなんでもない。ネットワーキングのための留学というのはよく聞くけれど、ネットワーキングのためのネットワークが本当に役に立つのか疑わしい上に、本当にやりたいことが決まれば必要なネットワークなんて大学に行かなくたって絶対に揃うのに、と個人的には思う。


・・・正論ばかりを書きすぎました。
いざ行きたい大学を選んだら、当然受かり方のコツも大事になると思います。私も何人もの人に相談しました。
ただ、相談した結果の合否が上記の通りなので、私は責任を持って受かり方のコツを教えられる立場にない、と思っているだけです。
ただ、人生の進路にはずいぶん悩んできたし、真剣に悩んできたつもりなので、
もしも将来やりたいことに迷っている、もしくは将来やりたいことに近づくための手段(例:大学か就職か。どの大学か)に迷っているようだったら、いつでもご相談ください。私なりにせいいっぱい相談に乗らせていただきます。
なんだか横柄なブログを書いてしまったのではないかとビクビクしつつ、このエントリーが大学院留学を考える方の一抹の参考になることを願っています。
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MBA | コメント(10) | トラックバック(0)
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